【知らないと損!】固定資産税が上がる住宅設備や素材
住宅設備や素材により固定資産税が変わる
いつもありがとうございます。
枚方市、星ヶ丘駅前の不動産会社、株式会社クレステートです。
住宅を購入される際に「固定資産税」の金額って、みなさん気にされるポイントだと思いますが、固定資産税評価額は、住宅設備の種類や素材によっても異なります。
購入した住宅の仕様によっては、目安となる金額内で増減があるので注意しましょう。
具体的には、キッチンやトイレ、浴室や外壁、床材などあらゆるものが評価の対象となります。
つまり、家を建てる時に何気なく選ぶ住宅設備や素材によって、入居後に払う固定資産税は大きく変動します。
その辺りの知識を知っておく事で住んだ後の税金徴収に困ることも少なくなるでしょう。
今回のコラムでは「固定資産税」に影響を与える住宅設備や素材をランキング形式でご紹介しますので、家を建てる際の参考にしてみてください。
総務省の発表している標準評点数を基に固定資産税の高い外壁材をご紹介します。
▶︎出典:総務省(固定資産評価基準)
【家の外編】
1.外壁材
住宅を新築する際はオシャレな外壁を選びがちですが、建てた後に固定資産税が高く、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになるかもしれません。
後悔しないためにも、固定資産税が高くなる外壁材を知っておく事が重要です。
- 1位 タイル
- 2位 漆喰
- 3位 サイディング
- 4位 ALCパネル
- 5位 ガルバリウム
評価基準の標準評点数を見ても、外壁材によって評価点数が大きく違うのが分かりますね。
タイルや漆喰の壁はオシャレ感は増す反面、資産としての価値が高くなり、固定資産税が高くなるのでそのあたりの判断が重要な要素となります。
2.屋根勾配
同じ床面積、同じ屋根材を使っていても、屋根の勾配の大きさによって税額が違ってきます。
- 急勾配:高い
- 緩やか勾配:安い
10分の5程度の勾配の屋根が標準的な税額となり、10分の7程度であればその1.1倍など、10分の3程度であれば0.9倍となります。
勾配を緩やかにする事で固定資産税を抑える事ができるので、知っておいて損は無いと思います。
3.軒の出
軒の出とは家の軒の長さの事を言います。
軒の出の長さによっても固定資産税が変わってきます。
- 軒が長い:高い
- 軒が短い:安い
固定資産税を抑えるには軒を短くする事で抑える事ができます。
固定資産税の評点表にも書いているように、軒の出は45cm程度で標準とされています。
4.屋根材
屋根材は様々な素材があり、地域や気候によって用いられる素材に違いがあります。
固定資産税を安くする建て方に固執して、肝心の強度や耐性が損なわれてしまっては元も子もありませんので、屋根材を選ぶ際には固定資産税だけではなく、様々なメリットデメリットを踏まえて選びましょう。
- 1位 銅板
- 2位 ソーラーパネル一体型
- 3位 瓦
- 4位 ステンレス鋼板
- 5位 スレートボード
- 6位 ガルバリウム
- 7位 アスファルトシングル
固定資産税を安くする建て方として、瓦ではなくアスファルトシングルの屋根材を選ぶのが理想となります。
2位のソーラーパネルですが、屋根材と一体化された「建材型」と、屋根の上に乗せる「屋根置き型」があり、固定資産税が掛かるのは建材型のみですので、固定資産税を安くする建て方をお考えで、ソーラーパネルの設置を希望する場合は、雨漏りなどには細心の注意を払いながら屋根置き型をお選びになるのが良いと言えます。
外壁材と同じく屋根材においてもガルバリウムの固定資産税は低いようです。
5.屋根形状
屋根の形状も固定資産税に関わる大きな要素です。
特に腰折れ、マンサード、越屋根は固定資産税が高くなるので、固定資産税を安くしたいのであれば避けた方が良いといえるでしょう。
- 1位 腰折れ
- 2位 マンサード
- 3位 越屋根(こしやね)
- 4位 切妻(きりづま)
- 5位 寄棟(よせむね)
- 6位 片流れ
片流れは最も建築費が安く済みますが、固定資産税に関しては切妻や寄棟と同程度です。
6.ガレージとカーポート
ガレージかカーポートによって課税の対象か否かが変わります。
- ガレージ:固定資産税がかかる
- カーポート:固定資産税がかからない
ビルドインガレージも課税対象となります。
カーポートには固定資産税はかかりません。なぜなら、固定資産税の課税対象になる家屋(建物)とは、次の3つの要件を満たすものです。
1.外気分断性 3方向以上壁があり、屋根があるもの
2.定着性 基礎等で土地に固定されて容易に移動できないもの
3.用途性 目的に応じて利用できる状態になっているもの
1の部分がカーポートが固定資産税がかからない理由となっております。
ただし、例外としてガレージタイプのカーポートは建物としてみなされてしまい、固定資産税の課税対象となってしまいます。
【家の中編】
1.床材
床材は家の中の固定資産税を決める大きな要素です。
- 1位 タイル床
- 2位 無垢フローリング
- 3位 複合フローリング
普通のフローリングは比較的安くて、無垢のフローリングとなると固定資産税が加算されるようです。
タイル床はフローリングに比べてずば抜けて固定資産税が高くなるそうです。
2.天井
天井の高さも固定資産税に大きく影響を与えます。
標準の高さを2400cmとして、それ以上なら加算、それ以下なら減点されます。
- 一部吹き抜け:ほぼ影響なし
- 大部分吹き抜け:大きく加算
天井の吹き抜けに関しても一部吹き抜けと大部分吹き抜けによって固定資産税が大きく変わります。
3.内壁
内壁とは家の中の壁のことを指します。
内壁の素材によっても固定資産税が大きく変わってきます。
- クロス:標準
- 漆喰:高い
外壁材でもそうでしたが、漆喰は固定資産税が高くなってしまいますが、デザイン性やカッコ良さを求めるなら漆喰の内壁も選択肢としてはアリですね。
4.勾配天井
勾配天井とは勾配、つまり傾斜をつけた天井のことを指します。
- 勾配天井は固定資産税が上がります。
勾配天井が固定資産税が上がる理由としては、天井が高い分壁材やクロスを多く使う必要があるのと、柱も他の柱に比べて高くする必要がある為、固定資産税が上がります。
5.平家
意外なところですが、実は2階建に比べて平家は固定資産税が上がります。
- 総二階:標準
- 平家:高くなる
平家の方が高くなる理由としては、平家の方が建てる面積が広くなってしまうのと、広がる事で屋根材、壁材などの材料が増える事で固定資産税が上がってしまいます。
6.インターフォン
最も意外なポイントとしてはインターフォンです。
- 白or黒インターフォン:標準
- 白黒以外、モニター付き、録画機能:加算
なんと、インターフォンの色や機能によっても固定資産税に加算されてしまいます。
何気ないところですが、建てる際に考慮しておく必要がありそうです。
以上、住宅設備や素材によってかかる固定資産税をおおまかに説明させていただきました。
住宅を建てる方においては、こういった住宅設備や素材が固定資産税に与える影響も含めた知識をおおまかでも知っておくことで、住宅購入時に活かしていただきたいと思います。
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